気軽にキャッシング、でも滞納はNGのワケ

お金を消費者金融からでも、あるいは銀行からでも借りて、一番やってはいけないこと、それは当然のことですが、お金を返さないことです。そして、お金を返さないことの前段階にあること、それは滞納ですね。

返済の滞納をしてはいけない理由はなんでしょうか?もちろん、それが常識に外れている、ということもありますが、それだけでは説得力がありません。結局、わたしたちは自分にとって何らかのデメリットにならなければ、最終的には自分の都合の良いように物事を進める傾向を持っています。では、もし借金を対応すれば、借り手自身にどんなデメリットがあるのでしょうか。

まず、もっとも大きなデメリットは経済的な損失でしょう。特に消費者金融ならば、お金を借りているだけで、高い利息を払っているのに、もしその上滞納をすれば、遅延損害金を支払わなければならなくなってしまいます。消費者金融から借りた場合の金利は、借り入れが50万円程度であれば、18パーセントくらいが平均ですが、遅延損害金は最低でも20パーセントの金利が付きます。ですから、滞納が数日であればまだしも、数週間、数ヶ月に及べばどれだけの無駄なお金を奪い取られるのか、想像するのは難しいことではありません。

さらに、滞納が長期に及べば及ぶほど、貸金業者はあの手この手を使って返済を迫ってきます。例えば、最初は個人の携帯電話に連絡が来ていたのに、途中から、自宅へ電話がかかってきて、催促されます。次にそれは職場への連絡へと変わります。そうやって、すこしずつプレッシャーをかけてくるわけですね。そんなに大きなストレスを抱えて生活することは誰も望まないはずです。

そして、最後にもし滞納が3ヶ月以上になれば、それは「事故」として個人の信用情報に記載され、滞納者はブラックリストに載せられることになります。そして、その情報は数年間消えませんから、その後の借り入れなどにも大きな影響を及ぼすことになるわけです。

ですから、キャッシングは便利なものですが、滞納だけはしないように気をつけてください。

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